2013年10月22日火曜日

二本のEGOISTick

今、私の手元に二本のEGOISTickがあります。
そう、一方がチタンKRガイド/SICリング仕様で、もう一方がチタンKRガイド/TORZITE(トルザイト)リング仕様です。



以下の画像をご覧になっていただければ一目瞭然。
同径ガイドであってもTORZITEリングならば内径が圧倒的に大きいのがお判りいただけるかと思います。

トップガイド
左:TORZITE 右:SIC

チョーク(バット)ガイド
左:TORZITE 右:SIC

これは何を意味するか・・・

「小径ガイドであっても、より糸抜けの良さが期待できる」、言い換えれば、「同様の糸抜け感ならば、より小径・軽量なガイドを選択できる」ということです。

小径・軽量なガイドを選択できるというのは、ルアーフィッシングなど、キャスティングという動作を頻繁に行う釣り、特に渓流などキャスティングにアキュラシーを求められる釣りにおいては非常に有効に働いてくれるはずですし、元より、重量物がブランク性能をスポイルする割合を減らせることにも繋がり、釣り人が利用できるブランク性能の割合が増えるという捉え方もできると思います。

事実、私が振り比べて感じたのは軽快感のアップです。
今までYガイド→Kガイド→KRガイドと試してきて都度、振り抜け感のアップや戻りの素直さの改善を感じてきました。
今回はガイドそのものではなくリング素材の変更による軽量化がどうかという話ですが、ガイドフットやそのセッティングの変更時ほど大きな差は感じなかったものの、大きな差でない分、言うなれば「鋭さ」みたいなものが確実に上がった実感を得ました。
ただし、着けるリールの重量によって感じ方は大きく違うと思われます。
簡単に言うと、重いリールを着ければ結果的にロッドをしっかりと握らねばならなくなり、その結果として自身の感度が落ちることにより繊細な差を感じ難くなってしまうということなんですね。
タックルの持ち重り感や使用感が軽く感じられる(実際の重量が重い軽いということだけではなく、軽く感じているかどうかということが重要)というのはキャスティングにも大きく影響しますしね。
結論として、やはりTORZITEリングへの変更は正解であったと確信しております。

10月26日のプロショップオオツカ熊谷店さん、そして翌27日の奈良子釣りセンターさんでのイベントにお出でいただいた方には、SICとTORZITE両仕様を振り比べてご体感いただけますので、EGOISTickに興味のございます方は是非お出でいただきたく思います。
よろしくお願いいたします。



【EGOIST × Schindler合同イベントスケジュール】

10月26日(土) プロショップオオツカ熊谷店 12:00~


10月27日(日) 奈良子釣りセンター 11:00~15:00










※ただ今のBGM   とまどいの週末 by 堀ちえみ

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