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2012年7月29日日曜日

出逢いに感謝

地元ユーザーであり釣友でもある藤田さんと行ってきました。

一応EGOISTic River Guide & Schoolではありますが、今回は諸事情により午前中のみのショートバージョンで開校です(^^ゞ
地元河川の大部分が決して高くない標高の場所にあるので、もとより日中は暑くて釣りなんぞやってられませんし(苦笑)
なので、この日のテーマは「Slow Angling」です。
RGSとはいえかなりマッタリと、且つフワ~っとした感じになる予定で出発しました・・・(爆)





ということで朝一に入ったとある大場所。
藤田さんはフィッシングポイントさんのオリジナルカラー「FPハデアユ」のLeaf-5で連発。

「FPハデアユ」
フィッシングポイントさんオリジナルカラーです。
Leaf-original-とLeaf-5で展開中で通販も可能です。


ひとつふたつとキャッチ・セント・リリースを重ね、三度目の正直と手にしたのは色合いが完璧な美形尺アマゴ。





藤田さん自身、自己記録も大幅に更新とのこと。
それをLeaf-5を作った僕の目の前で・・・お互い嬉しさあまってハイタッチ&シェイクハンズでした(爆)
藤田さん、本当におめでとう(^_-)-☆

いやぁ、それにしても本当に美しい完璧な魚でした。
写真では表現し切れていませんが、本当になんともいえないグリーンバックのパーフェクトなアマゴでしたよ。



ただ気になったのは、横でLeaf-5のゴールドを使っていた僕には全くノータッチなのに藤田さんには連発バイトがあったという事実。
アクションやタナも僕が見る限りでは二人に大きく違いはなかったはず・・・となると、可能性として一番高いのはカラーによるアピールに質の違いだったのかもしれません。
この時点の天候は曇り。そして水色はほんの僅かに白濁りが入っている状況だったので、本来ならばゴールドが基本なのだけれど・・・。
こういったレアケースも時としてあるから難しいし面白いんですね。



満足げな藤田さんを次に案内したのは、イワナメインのヤマメ混棲域な川。
既に満腹の藤田さんから先行をお許しいただき、遠慮なく釣り上がらせていただきました(笑)






と、最初のスポットでLeaf-original-に襲いかかってきたのは、45cmはありそうな真っ黒なロシア原潜級大イワナ。
惜しくも掛け損ねて二度と出てきてはくれませんでしたが、その後の展開に希望が持てる出逢いでした。

いくつかアベサイズのイワナをキヤッチ・セント・リリースして臨んだここぞというワンスポットは岩盤ブッツケのS字淵。
一発勝負なら僕は迷わずLeaf-rootsをセレクト。
曇り模様だったのでパールベースのカラーをチョイスして挑んだ3投目、二度三度とトゥイッチを入れた刹那、愛用のグラスロッドがいきなり絞り込まれました。

本当に「ロッドを絞り込む」といった表現がピッタリのファイトをかわして藤田さんが手を震わせながらド緊張の中ネットインしてくれたのは、僕自身、渓流域における最高記録更新となる大ヤマメ。
平素よりメジャーを持ち歩かない僕の代わりに藤田さんが計測してくれて出た数値は・・・実測43cmという、全く予想し得なかった数字。




各鰭は欠損どころか強烈な発達を否応なく見せながら、ほんのりとブナが出始めていて、おそらくは雌と思しき筋肉質ながらスレンダーなパーフェクトボディーは、いつまでみていても飽きるなんてことはないのです。




みてくださいよ、この尾鰭。
言葉が出ません。


渓流を志して20年あまり・・・
ヤマメLoveな僕が憧れて止まなかった念願の「渓流域での大やまめ」の達成に、釣りに或る種冷めた感じだった僕をしても、さすがに思わず吼えてしまいましたねぇ(笑)

ただ、自己記録更新もさることながら、結果的とはいえ、この魚体に対してあまりにライトなタックルでのやり取りとなってしまったものの、最新の優れたテーパーデザインのグラスロッドによる柔らかいファイトで、ローリングでラインを魚体に巻かれて傷つけたりという無駄な暴れかたをさせることなくスムースに取り込めたことにより、完璧な状態でリリースできたことこそが本当に嬉しく誇らしいと思えるのであります。




キャスティングはもちろん、ロッドやルアーの操作やドリフトコースやレンジのコントロールなど、諸々が自分でも完璧と思えるゲーム展開での結果であったことも本当に嬉しい限りでした。
しかし、天候なども含め、自分以外的要因の全てが上手くかみ合った偶然によるものであることは間違いないと僕自身は思っています。

「出会い」を演出しようと自身を練り上げてきたからこその「出逢い」であったのだと思えるのです。

しかし、一番大事なのは魚が居てくれたこと。

全てが噛みあった諸々事のなかでも一番大切で重要且つ基本的なことだと確信します。
水溜りではどんな優れたテクニックや素晴らしいルアーも何の役にも立て得ないのです。

当たり前に思われるかもしれませんが、実は本当に難しいことのように感じられる状況が、おそらくは日本中のフィールドの其処彼処に在るというのは皆さんも既に感じて久しいはず。

僕自身も再考させられましたし、魚が居ることのありがたさを改めて噛締めさせていただきました。










※ただ今のBGM   夕焼けはひとりぼっち by 堀ちえみ

2012年7月28日土曜日

ユーザー釣果報告

岐阜のYさんから報告いただきました。

入手したてのLeaf-5 the naturalist riversideオリジナルカラー「NOSアマゴ」が良い仕事をしたようですね。





【Yさんレポート】

Leaf-original- とLeaf-5を使い分けながら楽しませていただきました。
思ったとおりのレスポンスでLeaf-original-よりもアピール力が強く、個人的にはここぞというポイントへの最終兵器のように思えます。
今回の釣行のラストポイントは人里を流れる多少水量の多いポイントでしたが、最後にLeaf-5がやってくれました。









Yさん、いつもありがとうございますm(__)m
今後ともEGOISTを応援よろしくお願いいたします(^_-)-☆











※ただ今のBGM   オルフェウスの窓 by 堀ちえみ

2012年7月21日土曜日

information

通称「ザウキン」でおなじみの、長崎県は佐世保市にある九州唯一のお取扱店さんとなるSAURUSKINGさんのオリジナルカラーのご紹介です。

とはいえ本当に久しぶりの納品。
「近くに売ってる所がない」とお問い合わせいただいた九州のユーザーの皆様、よろしくお願いいたします。



ショップオーナーの小野山さんのご希望により、レギュラーカラーの「やまめ」をベースに視認性を高めるための蛍光色をバックカラーとして採用した、いわばハイビジブルナチュラルカラー。

今回はLeaf-oroginal-にのせて納めさせていただきました。



【ザウキン ピンクヤマメ】




【ザウキン チャートヤマメ】




【ザウキン オレンジヤマメ】





どのカラーもクドい説明なんぞは不要でしょう。
サイドやベリーの配色は地味なまま、あえてバックだけを蛍光色にすることで使う側が地味に使うか派手に使うかによってアピール度合いの幅が非常に広い視認性が高いがナチュラルな色に仕上がっていると言えるんじゃないでしょうか。


こちらのオリカラは限定色ではありません。
ご要望があれば随時追加生産されますので、皆さんふるってお買い上げよろしくお願いいたします(^_-)-☆









※ただ今のBGM   暗くなるまで待って by 堀ちえみ

2012年7月19日木曜日

RGS

さて、Yさんが東京へお帰りになった翌日。
この日はKさんを九頭竜川の支流某所へお連れしてのEGOISTic River Guide & School開校です。



この川は、以前、私が某誌で紹介した川で、九頭龍水系ではもっとも大きなイワナが釣れる可能性が高い支流です。
もちろん雑誌で名前を出しても問題ないほど中部圏では超メジャーなフィールドで、当然釣り人も多くフィッシングプレッシャーも決して低くはありません。
それでも、この川に通い続けていると見えてくるこの川なりのクセが解れば、渓流ビギナーのKさんにも充分にチャンスがある川だと思ったゆえのセレクトでした。

前晩から結構な降雨が今朝方まで続いてたので、水量や水色に不安はあったものの、着いてみれば問題ない感じで一安心です。
雨予報が効いたのか釣り人も少ない様子。
しかし、前日にかなりハードに釣りをしたせいか、若干お疲れ気味のKさん。
なので、「ウェーダー不要で魚も割と居る」という僕のとっておきの場所で釣りを開始してもらいました。

尺超えを筆頭に、やはりチェイスがありましたが、少々足場が高いせいでなかなかヒットに結びつけることができません。





ああだこうだと横で口うるさく(笑)レクチャーさせていただいた甲斐あってか何とかヒットしてくれました。




このヒットまでに結構時間が経ってましたが、どうも上流から濁りが下りてきたようでしたので、もう一度最初にやったスポットに戻ってキャストしてもらったところ、さっき散々流したはずのレーンから巨大な魚影がKさんのミノーに纏わりつくようにチェイスしてきたではありませんかΣ(゜Д゜;)

掛からず戻ってきたミノーをもう一度同じレーンに入れ込むと・・・
一瞬のダッシュで、まさに「もんどりうって」と表現するのは相応しい食い方で見事にヒット!
Kさんのロッドも見事なベンドを描き、ドラグが連続的な奇声を上げ・・・と、言うか否かでテンションが抜けてしまいました。
チェイスからヒットまで一部始終が見えていただけに、Kさんは相当な落ち込みモード(苦笑)
もちろん僕もかなり残念な感じに(^^ゞ

タラレバは厳禁ですが、経験則から間違いなく40cmは確実なイワナでした。
正直、45に届いたかもというのは、僕の偽らざる見解であります。
イワナにしろヤマメにしろ、尺ものなんて今まで見たこともないというKさん。
ランディングまでいけてれば、尺どころかいきなりのOVER 40 CLUBの仲間入りでしたが・・・(^^ゞ


その後はあちこち回ってみますが、朝は見かけなかった釣り人もかなり見かけるようになっていて、中には10尾あまりもキープしている人まで(苦笑)






日が昇ってかなり暑くなってきたし、そろそろ帰りの電車の時間ということで納竿とさせていただきました。
Kさんを福井駅まで送り終えた時には、もう日が傾く時間でしたから、この日も結局、結構頑張っちゃいましたね~(笑)

Kさん、二日間お疲れ様でした。
またお会いできる日を楽しみにしております。
また、あの大イワナに逢いに行きましょう(^_-)-☆




前日のYさん、そして二日間に渡り参加いただいたKさん、お二方ともかなり充実して帰られたように思います。
Kさんにいたっては、初日の段階で最初と最後のほうでは全くの別人のような上達ぶりで、僕のみならずYさんですら感心するほどでした。
二人とも喜んでいただけたようですし、僕的にも本当にやって良かったと思っています。
これからも、要望があればできる限り応えていきたいと思います。










※ただ今のBGM   私小説 by 堀ちえみ

2012年7月18日水曜日

RGS

今回のEGOISTic River Guide & Schoolは、千葉県からお越しのKさんと、東京からお越しのYさんをお迎えして行いました。

お二方とも前日夜にJRで福井入りしていただいており、当家へご逗留いただいた上で、Yさんは1day、Kさんは2dayという変則スタイルです。
まぁ、こういった柔軟なスケジュール対応ができるのも少人数スクール「RGS」の強みかもしれません。



早朝、ちょっとした事件がありましたが、なんとか釣り場にたどり着けました。

選んだ場所は、僕のホームリバーの最上流域。
完全なイワナ域で、魚はそれなりに抜かれずに残っていると踏んでのセレクトでした。
既に渇水期に入っており、季節と共にブッシュやオーバーハングが勢いを増した小渓流は、特に渓流ビギナーのKさんには難易度が高いといえる状態でしたが、そんな環境はどこの渓流にいってもあるものですし、とにかく頑張ってもらうということで入渓しました。

サイドハンドやバックハンドだけでなく、ボゥ・アンド・アローキャストなどを都度説明させていただきながら、とにかく細かく打っていってもらいます。




浅いところだとくるぶしほどの水深しかなく、それこそちょっとしたブッシュの影やソフトボール大の石にさえ、警戒心の強まった岩魚がついている状況下でのシンキングミノーを使用したキャストからリトリーブ、誘い、食わせといった一連の動作には、一切のロスを許さない難しさがあります。
ただし、それを克服しさえすれば、魚はいるのですから必ずといってよい結果が得られるものです。

と、そうこうしているとYさんに初ヒットです。





魚は小さくとも、先述の高難度を克服して得た結果です。
素晴らしいじゃありませんか。


その後も何箇所か場所を変えながらレクチャー・アンド・トライは続きます。






もちろんKさんにも・・・。
ビギナーであっても、やるべきことをキッチリやりさえすれば、自ずと結果は出るものです。





日も高くなってきたところで今度はヤマメとの混棲域まで降りてきました。
ヤマメとイワナでは釣り方が違います。
そんな狙い方の差異を含め、実釣で検証してもらいます。




ここでは経験のあるYさんにいきなりのヤマメがヒット。
見ていた僕にも「この筋は食うかも」と思えた瞬間の反応でした。




お次はKさんです。
なかなかヤマメの「筋」を通しきれずに苦労されていましたが、数度目にいい感じでレーンをとらえることに成功。




すると途端に反応がありましたが、取り込んでみたら正体はウグイでした。
少々残念ではありましたが、ウグイだからと馬鹿にできないというのが僕の持論。
ヤマメとほとんど変わらない流れにもいることが多いウグイ。
彼らの反応があった流れよりもほんのちょっと速い流れを意識することで、その場のヤマメの着き場をある程度特定できるものです。
決して無碍に扱ってはなりませんぞ(^_-)-☆




その後はYさんが乗る電車の時間ぎりぎりまで、それこそかなりフラフラになるまで頑張ってレクチャーを受けていただきました。







Kさんにいたっては、横に立ってレクチャーする僕の予告通りにかなりいいサイズのヤマメが出てくれたものの、本人は当然の如く、僕ですら地団太を踏むほど悔しいバラシをしたりと、疲れもありながら楽しい時間を過ごしました。
この日一日でも、Yさん、Kさんそれぞれに何かしら得るものがあったと仰っていただけて、僕としても本当に甲斐があったというものでした。



と、頃合をみてこの日のRGSは終了。
退渓後は皆で福井名物「越前おろし蕎麦」を堪能し、この日東京に向け帰らねばならないYさんを福井駅まで送らせていただきました。

諸事情によりスーツ姿に変身したYさん、お疲れ様でした(笑)
またお出でください。
待ってますよ(^_-)-☆



・・・to be continue










※ただ今のBGM   きょうの空模様 by 堀ちえみ

2012年7月17日火曜日

information

Leaf-5のthe naturalist riversideさんオリジナルカラーのご紹介です。
中部圏のお店らしいアマゴをモチーフとしたカラーで、一部レインボートラウトをモチーフにしたカラーもあります。

諸事情により今回の納品は7色でしたけれど、企画自体は実はもう1色あるんです。
既に売り切れたカラーもあるとのことですが、今後は残りの1色も含めて追加納品させていただく予定ですので、皆さんご期待くださいませ~(^_-)-☆


【LPSアマゴ】=Limeback/Pinkbelly/Silver




【LOGアマゴ】=Limeback/Orangebelly/Gold




【CPSアマゴ】=Chartreuseback/Pinkbelly/Silver




【COGアマゴ】=Chartreuseback/Orangebelly/Gold




【DGPSアマゴ】=Darkgreenback/Pinkbelly/Silver




【NOSアマゴ】=Navyback/Orangebelly/Silver




【DGPSレインボー】Darkgreenback/Pinkbelly/Silver






と、ここまでが今回の納品カラーです。
もう一色はNOSレインボー(画像なし)です。

次回納品をお楽しみに~(^_-)-☆










※ただ今のBGM   Jimmy's Girl by 堀ちえみ

2012年7月16日月曜日

RGS

記念すべき(?)第一回目のEGOISTic River Guide & Schoolのゲストは岐阜県からお越しいただいたHさん。
今回のRGSは、スキル的には非常に高いHさんですので、細かなことは構わずに、一日一緒に釣りする中で生じてきた疑問などに答えるかたちで進めさせていただきました。


Leaf-ormeauを溺愛するHさんと早暁に九頭竜湖駅で待ち合わせて向かったのは、九頭竜ダムにほど近い小沢。











前日の雨で水量や水色は問題なし。
魚影もこの時期にしてはそこそこ・・・
なのに、結局は最後まで原因不明の追いの弱さ(苦笑)
二人してキャッチ・セント・リリースを含めひとつふたつとイワナの感触を味わったのみで退渓です(^^ゞ



次に入ったのは九頭竜湖上流にある某所。
僕も過去に行ったことはある沢筋でしたが、あまりに昔過ぎて記憶にないほどの場所(笑)
Hさんにガイド役交代です(爆)






渓相、水色も抜群なアマゴの川。
ちょっと前もいい感触があった場所だそうでしたが、この日は全くのノー感じ。
僕的にもムキになってやりましたが、魚がいないのではお手上げです(苦笑)

なので、次に移動。

次に入った場所は九頭竜湖よりも下流に位置する枝沢でしたが、ここで僕にちょっとしたトラブルが発生。
釣りが継続できなくなったので、釣りはHさんにお任せして、僕は岸から見てる役に(^^ゞ






と、、そうこうしていたら、いい感じでアマゴ(ヤマメっぽくもある・・・)が食いついてきてくれました。
大きくはないかもしれませんが、良い出方をしてくれた値千金の一尾です。






the naturalist riversideオリジナルカラーのLeaf-original-で。
嬉しいですね~(^^ゞ






その後上がって暫く談笑し、この日の釣りは終了しました。
Hさんには少々ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ない部分もありましたが、いろいろと得るものがあったというお言葉をいただき肩の荷を降ろすことができました(^^ゞ

Hさんお疲れ様でした。
またご一緒しましょう(^_-)-☆





PS
帰り道にふとひらめいて入った極々小さな川でこの日一番が出てしまいました(苦笑)







いい風貌でしょ。
やはり、「魚が居ること」というのは大切なんですね(^^ゞ






嬉しさの反面、「ゲストに(釣れて)きてくれよ~」と思ったのは嘘ではないwww










※ただ今のBGM   雨上がりご用心 by 堀ちえみ